アメリカ空軍の次期戦闘救難ヘリ、シコルスキーHH-60Wに決定

アメリカ空軍の次期戦闘救難ヘリ、シコルスキーHH-60Wに決定

アメリカ空軍は、2014年11月29日、新型戦闘救難ヘリコプター(CRH)として、シコルスキーHH-60Wに正式決定したと発表しました。シコルスキーとの2014年6月の約79億ドル契約で、空軍はHH-60Wを112機配備します。

HH-60Wは、老朽化したHH-60Gペイブホークの後継機種で、T700-GE-701Dエンジンを搭載する陸軍のUH-60Mをベースに空軍の救難仕様に改設計します。幅の広い複合材製のメインローター、低空での高機動や腐食に強い機体構造を採用し、キャビンスペースを広げるとともに、搭載燃料も増やして航続力を増大します。

2015会計年度にシステム要件の審査が行われ、2019会計年度からの納入が予定されています。

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