737-700の米海軍型、13機目のC-40Aクリッパーが納入される

737-700の米海軍型、13機目のC-40Aクリッパーが納入される

ニュース画像 1枚目:アメリカ海軍戦術輸送機計画事務所(PMA-207)のC-40A チーム
© Boeing / U.S. Navy
アメリカ海軍戦術輸送機計画事務所(PMA-207)のC-40A チーム

アメリカ海軍戦術輸送機計画事務所(PMA-207)とボーイングは、2014年11月21日、計画を1カ月早めてC-40Aクリッパー1機、「168980」を海軍予備役に引き渡しました。

C-40Aは、737-700Cを海軍仕様に改めたもので、2001年から海軍に納入され今回で13機目となりました。大型カーゴドア、フル・デジタルのグラス・コクピット、アップグレードされたGPS航法システム、強化された主翼と降着装置を備え、3万6,000ポンドを搭載して3,200〜4,200海里飛行することができます。

121席のオール・パッセンジャー仕様、カーゴパレット8枚のオール・カーゴ仕様、カーゴ・パレット3枚と70席のコンビネーション仕様の3つの仕様を選択して運用します。

13機目のC-40Aは、ワシントン州の海軍航空基地(NAS)ホイットビーアイランドの第61艦隊補給支援飛行隊(VR-61)に配備されます。VR-61は、バージニア州NASオシアナのVR-56、カリフォルニア州NASノースアイランドのVR-57、フロリダ州NASジャクソンビルのVR-58、テキサス州統合予備基地(JRB)フォートワースのVR-59とともに、アメリカ海軍の重要な輸送ミッションを担う予備役部隊です。

2015年早春にも、VR-61に追加の機体が配備される予定です。

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