イラク空軍のF-16Dファイティングファルコン2機が、2014年12月18日、アメリカ・アリゾナ州のツーソン国際空港に到着しました。2機はイラクが36機導入するF-16の第1陣で、アリゾナ州空軍(ANG)第162航空団(162WG)でイラク人パイロットが訓練を受けます。
当初、イラク空軍はイラク国内で訓練を実施する予定でしたが、「イスラム国(ISIL/ISIS)」の攻勢により国内の治安が悪化しているため、アメリカで訓練を実施することになりました。イラク空軍パイロットの訓練に使用するF-16は、8機がツーソンに配備される予定で、残りの6機も5カ月以内に到着します。
ツーソンではオランダ、ノルウェー、シンガポール、日本のパイロットが訓練を受けており、イラクは最も新しい仲間になると現地では歓迎しています。