2014年12月22日、沖縄県のアメリカ空軍嘉手納基地に、新型の特殊作戦機MC-130JコマンドウIIが到着しました。
MC-130Jは、MC-130Pコンバットシャドウの後継機で、第353特殊作戦群(353SOG)第17特殊作戦飛行隊(17SOS)に配備されました。17SOSのマイケル・ペリー少佐は「MC-130Jは以前の機体より多くの人員・物資を遠くへ速く輸送することができる」と話しています。
アメリカ空軍は1980年代半ばからMC-130の使用を開始し、パナマ作戦や1990年代の湾岸戦争で空中給油任務に就きました。太平洋地域でもアフガニスタン作戦やイラク戦争、数々の人道支援活動で使用されました。MC-130JはMC-130EとAC-130H、MC-130Pを更新するため2011年から配備が始まり、AC-130UやAC-130W、MC-130HもC-130J系の機体に更新されます。