イギリス空軍第1戦闘飛行隊は今週、アメリカ・ネバダ州のネリス空軍基地で開催される軍事演習「レッドフラッグ」に参加するため、ボイジャー空中給油機の支援を受けて大西洋を横断しました。イギリス空軍が、2015年1月6日、発表しました。
タイフーンFGR.4のコースは、4週間かけて慎重に計画されました。90分以内に代替飛行場に着陸できることや、脱出したパイロットが生存できる海水温を考慮した結果、アゾレス諸島、バミューダを経由してアメリカ東海岸へ至るコースが決まりました。
6,000マイル、約9,650キロの飛行中にタイフーンFGR.4は、13回もボイジャーから空中給油を受ける必要があります。ボイジャーは第1飛行隊と第101飛行隊の所属機で、このような海外展開やイギリス本土とフォークランド諸島の防空を支援しています。