ボーイング、2014年はデリバリー、純受注機数で過去最高を記録

ボーイング、2014年はデリバリー、純受注機数で過去最高を記録

ボーイングは2015年1月6日、2014年の商用機のデリバリーが単年度で過去最高の723機になり、2013年に続き2年連続で新記録を打ち立てたと発表しました。受注機数はキャンセルによる減少を反映した純受注機数で1,432機で、2007年の記録を上回りました。契約総額は2,327億ドル、27兆7,000億円相当です。

ボーイングの引き渡し残機数は5,789機となり、年末ベースで過去最高となっています。ボーイングでは民間機をペインフィールドのあるエバレット工場で747、777、787、767、レントン工場で737、ノースチャールストン工場で787の製造を手がけています。各工場とも、過去最高のデリバリー機数を記録しています。

1,432機の受注機数のうち、737は次世代(Next-Generation)機とMAXが1,104機、777と777Xが283機、787が41機、767が4機、747は発注がありませんでした。

ボーイングは2015年の見通しについても2014年に続き、多くの受注を獲得できると強気の見方を示しています。また、製造面では737 MAX初号機の組立に着手するほか、777Xの仕様を決定します。

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