ATD-X、初飛行は延期に

ATD-X、初飛行は延期に

三菱重工の小牧南工場で製造されている先進技術実証機(ATD-X:Advanced Technological Demonstrator-X)が、2015年1月に予定していた初飛行を延期する見通しです。2015年1月7日付の朝日新聞が伝えているところによると、エンジンの出力を制御するレバーの位置を認識する装置が正常に作動せず、ソフトウェアの改修を行うこととあわせ、空中でエンジンが停止した際に自動で再始動する機能を加えるとしています。

エンジンはIHIが開発を手がけているXF5-1実証エンジンで、システムインテグレーション技術が詰め込まれており、2015年度の予算でもさらなる開発、研究を行う予定です。

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