ボンバルディア、CS300初号機を飛行テストチームに引き渡し

ボンバルディア、CS300初号機を飛行テストチームに引き渡し

ニュース画像 1枚目:ボンバルディア 開発を進めるCS300
© Bombardier
ボンバルディア 開発を進めるCS300

ボンバルディアは2015年1月23日、1月初旬にCS300初号機が飛行テストチームへ公式に引き渡したと発表しました。さらに、ボンバルディアの製造拠点のあるミラベルで搭載したエンジンの始動も行っています。同社では引き続き、CS300の初飛行に向けた試験を実施していきます。

Cシリーズの開発プログラムでは、いずれもCS100で試験飛行機を4機を使い、テストを進めています。CS100とCS300はシステムの共通点なども多いことから、CS100のテストで得たデータを活用し、CS300の成熟性、信頼性を高めています。

ボンバルディアでは2015年初めにCS300の初号機の初飛行に向け、順調にプログラムが進捗しているとしています。今後は低速、高速タキシングや、振動試験など地上試験を進めるとしています。また、2機目のCS300は、ミラベルのボンバルディア工場で最終組立が行われています。

Cシリーズのプログラムでは、これまでにCS100の4機で、およそ850飛行時間のテストフライトを行っています。CS100の営業飛行は2015年後半、CS300はおよそその半年後に営業飛行を目指しています。

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