エアバス・ヘリコプターズは、2015年1月26日、オーストラリア軍の新しい練習ヘリコプターEC135 T2+が、初飛行したと発表しました。受注してから2カ月以内の素早い作業でした。
オーストラリアは陸軍と海軍のヘリコプター・パイロットを養成するためのヘリコプター・エアクルー訓練システム(HATS)として、EC135 T2+を2014年11月に選定し、15機を導入します。
オーストラリア軍向けのEC135 T2+初号機は、1月16日にドイツ・ドナウヴェルト工場で57分間にわたり初飛行しました。視認性の良いグラス・コクピットや多軸オートパイロット、双発エンジンによる高性能と安全性は、これまでの単発訓練ヘリを置き換えるのに最適な機体です。
2018年遅くに初期作戦能力(IOC)を獲得する予定で、計画では毎年130名のパイロットや搭乗員を要請します。