バニラエア、2015年度黒字化優先で機材は8機体制 2016年に拡大めざす

バニラエア、2015年度黒字化優先で機材は8機体制 2016年に拡大めざす

ANAグループは、2014年2月に発表した「2014-16年度 ANAグループ中期経営戦略」のローリングプランを策定しました。足元の円安基調、急激な原油安といった環境変化、激しい航空業界の競争を勝ち抜き、成長実現をめざした戦略の一部見直しを行いました。このうち、バニラエアの格安航空会社(LCC)事業では、2015年度の黒字化に向けた事業推進の戦略を練り直しました。

このうち、2015年度の黒字化に向けた収益改善を優先させ、機材10機としていた増機計画のペースを遅らせ、8機体制で運航し、確実に計画実行を目指します。また、 市場販売価格、需要波動に柔軟な対応を行い、収益性を重視した路線、便数展開を行います。

また、レベニューマネジメント体制の構築を行い、競争力と収益性を両立させるきめ細かいプライシング、システム化による最適座席コントロールを実現します。また、黒字化と乗員確保を前提として、2016年度から拡大戦略に転じ、国際線を中心に事業規模を拡大します。

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