関空と伊丹の事業者選定、スケジュールを変更 競争的対話を一部前倒し

関空と伊丹の事業者選定、スケジュールを変更 競争的対話を一部前倒し

関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港を運営する新関西国際空港は空港運営事業者の選定スケジュールを変更すると発表しました。

新関西国際空港は2014年11月12日に募集要項を配布、12月26日には参加資格審査の通過者を公表しています。その後、参加資格審査通過者などから契約条項をはじめ、内容について質問が多く寄せられ、回答を行っています。さらに、コンソーシアムを組み、第一次審査書類の作成にあたり、新関西国際空港と直接対話する時間をより多く確保したいという参加資格審査通過者の要望が多いとしています。

このため、コンソーシアム組成、第一次審査の書類作成に関する経営判断を促すため、新たにプレ競争的対話を行うスケジュール変更を行います。これは、当初は第二次審査書類の作成期間に予定していた競争的対話を前倒しし、その実施期間として1カ月から3カ月に拡大します。

対話のプロセスは、プレ競争的対話で契約条項の趣旨を確認し、相互理解を深めます。その後の競争的対話では契約条項をはじめとする全般の話し合いを行い、必要に応じて契約条項の修正を行います。

このスケジュール変更に伴い、第一次審査書類の提出期限を3カ月の余裕を持たせ、第二次審査書類の提出期限、優先交渉権者の選定もそれぞれ1カ月余裕を持たせます。このため、参加意思表明の提出期限は2015年2月16日ですが、第一次審査書類の提出は5月22日、第二次審査書類の提出期限は6月15日、優先交渉権者の選定は7月ごろ、基本協定の締結は8月ごろとします。

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