ダッソー・ラファール初の輸出決まる エジプトへ24機

ダッソー・ラファール初の輸出決まる エジプトへ24機

ニュース画像 1枚目:ダッソー・ラファール
© Dassault Aviation
ダッソー・ラファール

エジプトがダッソー・ラファール24機の採用を決めた模様です。ロイターが2015年2月12日、フランスのフランソワ・オランド大統領が明らかにしたと伝えています。ダッソーもこの決定を歓迎しています。

ラファールは、フランスのダッソーが開発し同国の空軍と海軍が2000年から運用している第4.5世代のマルチロール戦闘機です。ヨーロッパで同時期に開発されたユーロファイター・タイフーンやサーブ・グリペンがある程度の輸出実績があるのに対して、ラファールはこれまで輸出がゼロでした。

インドが2013年1月に採用を決めていますが、価格や条件の交渉が長引いて今のところ契約には至っていません。2015年2月18日からのエアロ・インディア・エアショーで進展があることが期待されています。また、ダッソーはカタールなどとも交渉を続けています。

ダッソーは、ミラージュ5やアルファジェット、ミラージュ2000で培った1970年代以来のエジプトとの関係が復活したことを歓迎しています。エジプト空軍は、1980年代以降F-16を主力戦闘機として200機以上を配備しています。

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