防衛省、陸自UH-X提案募集要項を公示

防衛省、陸自UH-X提案募集要項を公示

防衛省は、2015年2月25日付けで、陸上自衛隊新多用途ヘリコプター(UH-X)の企画競争参加希望者募集要項を公示しました。

UH-Xは陸上自衛隊のUH-1Jヘリコプターの後継機となるもので、一旦は国内で新規開発することが決まり開発がスタートしましたが、メーカー選定作業中の官製談合が明らかになり、計画が白紙に戻されていました。防衛省では開発費の負担が大きいため単独での新規開発を諦め、外国メーカーとの共同開発機や既存の機種を改装する方針に転換しています。2015年度予算案には10億円の開発費を計上しています。

募集要項によると、2015年3月10日に提案希望者への説明会を開催し、6月2日までに提案書を締め切ります。審査結果発表の日時は記載されていませんが、ヘリコプター1式の納期は2018年3月30日となっています。

これまで候補機として名前があがっているのは、川崎重工/エアバス・ヘリコプターズの新型機、富士重工/ベルのB412、アグスタ・ウエストランドのAW169などです。

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