インド、US-2導入の結論を先延ばし 救難以外の用途に関心か?

インド、US-2導入の結論を先延ばし 救難以外の用途に関心か?

現実味を帯びてきた新明和US-2救難飛行艇のインドへの輸出ですが、2015年3月1日付けの朝日新聞によると、2月28日にインド国防省で装備品調達委員会が開かれ、結論は先延ばしになった模様です。

US-2の能力には満足しているが、費用対効果の検討が必要と国防相が語っていると伝えています。

インドのThe Times of Indiaによると、この装備品調達委員会では、US-2I 12機を13億ドルで導入する案が提案された模様です。記事ではUS-2Iは30名の完全武装兵を緊急輸送できる、戦略拠点であるアンダマン・ニコバル諸島への物資輸送能力を強化できる、公海上の軍艦へ補給物資を運べるなどと、救難以外の使い方に関心があるようです。

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