春秋航空、関空を初の海外拠点に 第3ターミナルで週100便超を就航へ

春秋航空、関空を初の海外拠点に 第3ターミナルで週100便超を就航へ

春秋航空は、関西国際空港を初めての海外拠点とすることを発表しました。春秋航空は2014年3月から関西/上海線を週7便で開設する計画で、関西国際空港と上海、重慶、武漢、青島、天津、蘭州の中国6都市と週28便を就航しています。

この拠点化の合意を受け、2015年春から関西発着で鄭州、西安、成都、泉州線の4路線に新たに就航する計画です。春秋航空は今後、2020年までの5年間に大幅な路線拡充を進め、関空発着で中国20都市以上、週100便超を就航させる計画です。

また、現在は第1ターミナルビル(T1)を利用していますが、2015年度中に第2ターミナルビルへ移転します。さらに、2016年度中には関西国際空港が計画している第3ターミナルビル(T3)の国際線専用へ移転します。移転時期は改めて発表を予定しています。

これにより、春秋航空は今後、大幅な路線拡充を円滑に進め、関西国際空港は航空会社の増便で混雑するT1の混雑緩和を図り、受入容量の確保を図ります。

春秋航空は、2005年7月18日に上海・虹橋/煙台線で就航し、2008年には中国国内線で10都市に就航、2010年5月から日本、韓国への国際線を就航しています。現在は国際線27路線、国内線65路線を運航し、A320-200を48機保有しています。

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