福岡県、福北リムジンバスの事業者募集 7月にも北九州/福岡都心を結ぶ

福岡県、福北リムジンバスの事業者募集 7月にも北九州/福岡都心を結ぶ

福岡県は2014年11月に策定した「福岡県の空港の将来構想」に基づき、福岡都市圏と北九州空港を結ぶ高速バスの運行事業者を募集しています。事業者説明会を2015年3月13日(金)に開催、3月16日(月)から3月20日(金)に募集しています。

このバスは「福北リムジンバス」として、福岡空港と北九州空港の役割分担と相互補完を実現すること、北九州空港の利用促進、路線誘致を進める目的で、福岡都市圏と北九州空港を直接結ぶ高速バスを開設するものです。福岡県では、早朝・深夜時間帯となる22時から7時に1日3往復、新規就航の航空路線にあわせ1日2往復、計5往復運行を想定しています。

このダイヤはスターフライヤーが運航する北九州発羽田着の5時30分発SFJ70便、羽田発北九州着の23時40分着のSFJ93便、0時35分着のSFJ95便に接続するバスとなります。また、国際線は昼間時間帯の運行を想定し、国際チャーター便の運航に応じて臨時便を運行することも条件にあげています。

運賃額も札幌駅/新千歳空港間の1,030円、東京駅/茨城空港間の500円から1,000円、東京駅/成田空港間の900円から1,000円、大阪駅/関西国際空港間の1,550円、天神・博多駅/佐賀空港間の1,650円を例示し、1,000円程度を基本に、利便性と継続性を考慮した額を事業者が提案し、協議のうえ定めるとしています。

福岡県ではこの運行に補助金を支給する予定で、2015年7月から2018年3月末までとしており、順調に行けば7月にはスターフライヤーの深夜・早朝便の利便性が高まりそうです。

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