関空の2015夏スケジュール、ピーク時に開港来初の週1,000便超が就航

関空の2015夏スケジュール、ピーク時に開港来初の週1,000便超が就航

関西国際空港は2015年3月29日から10月24日までの2015夏スケジュールで、ピーク期に週1,029便と夏、冬スケジュールで過去最高の便数を記録する見込みと発表しました。ピーク時期は7月に計画です。関西国際空港で週1,000便超となるのは開港以来、初めてとなります。

この内訳は旅客便が週882便で夏、冬スケジュールともに過去最高、貨物便は週147便と夏スケジュールでは過去3番目の便数となる見込みです。

特に、旅客便では中国の航空会社の就航、増便が目立ちます。今後、関空を拠点として展開することを発表した春秋航空が夏スケジュールで新たに鄭州、成都、泉州、西安線に就航し、それぞれ週3便、または週4便で運航し、計週42便を運航します。さらに、厦門航空が6年ぶりに厦門線を週3便で運航、マカオ航空のマカオ線が週3便を増便し、デイリー運航とします。

北米線では、3月20日に就航した日本航空(JAL)によるロサンゼルス線の再就航に加え、エア・カナダ・ルージュがバンクーバー線を週5便で5月から就航する予定です。

旅客便は、需要が旺盛なインバウンドを背景に、中国、韓国、台湾方面の新規就航、増便を中心に、東アジア方面の便数は過去最高を更新しする見込みです。これを支える中国路線は、2014夏スケジュールと比べ週65便増の週334便が計画されています。

主な増便、新規就航は以下の通りです。

■関西国際空港 2015夏スケジュールの増便、新規就航
中国南方航空:広州線、週7便から週14便、3月29日から
上海吉祥航空:上海線、週7便から週14便、3月29日から
中国東方航空:寧波線、新規就航 週2便、3月29日から
エバー航空:台北線、週16便から週21便、3月30日から
厦門航空:厦門線、新規就航 週3便、3月31日から
マカオ航空:マカオ線、週4便から週7便、3月31日から
エア・カナダ:バンクーバー線、新規就航 週5便、5月2日から
キャセイパシフィック航空:香港線、週37便から週42便、7月1日から
春秋航空:鄭州線、新規就航 週4便、3月29日から
春秋航空:成都線、新規就航 週4便、3月29日から
春秋航空:泉州線、新規就航 週3便、3月30日から
春秋航空:西安線、新規就航 週3便、3月30日から
ティーウェイ航空:仁川線、新規就航 週7便、3月29日から
ティーウェイ航空:大邱線、新規就航 週5便、3月30日から
エアプサン:釜山線、週14便から週18便、3月29日から
チェジュ航空:釜山線、新規就航 週14便、4月3日から
ジェットスター・ジャパン:香港線、週3便から週5便、7月18日から

期日: 2015/03/29 〜 2015/10/24
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