オーストリア航空、新ブランド発表 「myAustrian」に塗装を変更

オーストリア航空、新ブランド発表 「myAustrian」に塗装を変更

ニュース画像 1枚目:オーストリア航空 「myAustrian」と塗装を変更
© Austrian Airlines
オーストリア航空 「myAustrian」と塗装を変更

オーストリア航空は2015年4月1日、チロリアン・エアウェイズと統合しました。これにより、同社が数年に渡り、リストラを進め、それが一段落したこととなり、これに合わせ新しいブランド・アイデンティティを導入し、新生「オーストリア航空」となります。

新しいアイデンティティは、機材では胴体に「myAustrian」として描かれます。すでに2015年3月26日から、A321の「OE-LBC」の新塗装が施された機体が、路線に投入されています。これまで採用されていたライトブルー色は、新しいコーポレート・アイデンティティでは採用されず、「赤白赤」と2色の配色となります。

オーストリア航空は、この新アイデンティティの発表にあわせ、同社の新たな戦略、新ユニフォームを発表する予定でしたが、ルフトハンザ・グループのジャーマンウイングスの墜落が発生したことから、大々的なプレゼンテーションは見送られました。

なお、「myAustrian」は旅客の個性を尊重することも意味し、同社の新戦略では新しい航空運賃モデルを導入します。オーストリア、ヨーロッパ域内の路線で、サービスに対する追加料金を課金するモデルを導入するなど、旅客が選択、柔軟に対応できる運賃とします。

運賃体系は主に4つとなり、既存のビジネスクラスに加え、エコノミーは2015年秋から「ライト」「クラシック」「フレックス」となり、ヨーロッパ内の移動で荷物の過多、短期または長期の移動など都合にあわせ、安価な運賃からフルサービスの運賃まで選ぶことができるようになります。

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