オーストラリア空軍、C-17A 2機を追加発注 合計8機に

オーストラリア空軍、C-17A 2機を追加発注 合計8機に

ニュース画像 1枚目:バヌアツ救援物資を空輸するオーストラリア空軍第36飛行隊のC-17AグローブマスターIII
© Commonwealth Australian Department of Defence
バヌアツ救援物資を空輸するオーストラリア空軍第36飛行隊のC-17AグローブマスターIII

オーストラリア政府は、既存のC-17AグローブマスターIII 6機に加えて2機の追加購入を決定したと、2015年4月10日に発表しました。

オーストラリア空軍は2006年からC-17Aを6機導入し、多くの国際人道支援や軍事作戦に使用しています。2011年の東日本大震災の際には3機が救援に駆けつけ、最近のバヌアツのサイクロン被災救援でも175パレット以上の物資を空輸しています。

また、C-17Aが配備されているクイーンズランド州アンバレー基地では、KC-30空中給油機の配備と重なり、整備ハンガーや駐機場、誘導路の補強など3億ドルの仕事が地元経済界へもたらされます。

今回発注の1機目は6カ月以内、2機目は1機目の10カ月以内に納入される予定です。

ボーイングは現在最後のC-17A(279号機)を生産中で、これが完成し次第生産ラインを閉鎖します。2015年になってからはカナダ空軍が1機を受領し、アラブ首長国連邦(UAE)空軍が2機発注しています。

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