オーストラリア陸軍は、BAEシステムズの先進精密破壊ウエポンシステム(APKWS)レーザー誘導ロケットを、タイガー武装偵察ヘリコプター(ARH)から発射する実験に成功しました。BAEシステムズが2015年4月13日に発表しました。
実験は2014年11月にオーストラリア・ノーザンテリトリーの酷暑の悪条件下で、目標までの距離1,500〜4,500メートル、高度200〜1,500フィート、速度130ノット以上で行われました。FZロケットモーターを使用したAPKWSロケット弾は10発発射され、すべてがレーザー照準点の1メートル以内に着弾しました。
APKWSは従来からの無誘導の2.75インチ・ハイドラ・ロケット弾を、セミアクティブ・レーザー誘導の精密兵器に変換する低コストなウエポンシステムです。オーストラリア陸軍ではさらなる試験を継続しています。