アメリカ・メリーランド州で開催中のシー・エア・スペース2015展示会で、海軍航空システム軍団(NAVAIR)V-22計画部長のダン・ロビンソン中佐が、海軍型V-22オスプレイの概要を明らかにしました。
アメリカ海軍はグラマンC-2グレイハウンドに代わる艦載輸送機として、V-22を48機導入する計画を立てています。空母へ人員や物資を輸送するほか、捜索救難と特殊部隊シールズの支援も新たな任務となり、現在試験中の空中給油能力にも関心を持っています。海軍では400機以上量産している実績を生かして低コストで導入することを目指しています。
海軍では航続力を強化するため、スポンソンを大きくして搭載燃料を増やす模様で想像図も発表されました。この想像図では現在のC-2と同様の白/グレイのカラーリングですが、シールズの運用も任務となれば地味なグレイ系迷彩になるかもしれません。