アメリカ海軍、MQ-8Cファイアスカウトの開発試験を完了

アメリカ海軍、MQ-8Cファイアスカウトの開発試験を完了

ニュース画像 1枚目:ベル407をベースに艦載無人ヘリに改造したノースロップ・グラマンMQ-8Cファイアスカウト
© Northrop Grumman
ベル407をベースに艦載無人ヘリに改造したノースロップ・グラマンMQ-8Cファイアスカウト

アメリカ海軍航空システム軍団(NAVAIR)は、2015年4月29日、MQ-8Cファイアスカウトが、カリフォルニア州ポイントマグーのベンチュラ・カウンティ海軍基地で開発試験飛行を完了したと発表しました。

MQ-8Cは、2013年10月に初飛行した大型の無人ヘリコプターで、327回、450時間以上の試験飛行を実施しました。2015年後半には運用試験が開始されます。

MQ-8ファイアスカウト・シリーズは、アメリカ海軍が駆逐艦などの艦艇から運用する無人ヘリコプターで、シュワイザー330をベースにしたMQ-8A/Bと、ベル407をベースにしたMQ-8Cが開発されています。MQ-8A/Bが偵察と軽攻撃任務用で、大型化されたMQ-8Cは物資の輸送任務も可能となります。

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