カタール航空は2015年5月11日、ドーハ/シンガポール線のQR944便にA350 XWBを投入し、アジアで初めてA350を定期便で運航しました。シンガポール・チャンギ国際空港では、消防車によるウォーターキャノンで歓迎されました。
カタール航空ではシンガポールは同社の戦略的に重要な拠点の1つとし、283席の快適なシートを利用し、ドーハ経由でヨーロッパ、アメリカへ飛行してほしいとコメントしています。
カタール航空のA350は、ビジネスが「1-2-1」の配列でフルフラットになるほか、17インチのモニターを備えた36席、エコノミーは「3-3-3」の配列で、幅18インチと広さを確保し、各座席には10.6インチのモニターを備えています。
カタール航空は現在、ドーハ/シンガポール線で1日2便を運航しています。この路線には787-8を使用していますが、QR944、QR945便をA350に変更し、6月1日から787で1日3往復便に増便した後、7月16日にA350を2往復便体制、8月16日には3往復便ともA350に変更する予定です。