787ウォッチャーでブログ「All things 787」は、787初号機の「ZA001」の機体記号(レジ)「N787BA」が日本の博物館に寄贈される見通しと紹介しています。博物館の名前はまだ明かされていないとしています。
「製造番号1」の787では正真正銘、一番最初に作られた機体で、初飛行は2009年12月15日に実施されました。2011年12月にこの機体は、アメリカ・カリフォルニア州のパームデール・リージョナル空港にフライトし、保管されています。「All things 787」は、5月末にも日本へ飛行するのではないかと伝えています。
ボーイングの787試験飛行機は、3号機「ZA003」がシアトルのミュージアム・オブ・フライトに寄贈、2号機「ZA002」がピマ航空宇宙博物館に寄贈されています。
また、日本で民間機を主体にする博物館では、国立科学博物館をはじめ、成田空港にある航空科学博物館、所沢航空発祥記念館などがありますが、先日発表された県営名古屋空港に設置される新たな施設も候補として考えられそうです。いずれの場所でも、ラストフライトには注目です。