エンブラエル、天津航空とERJ-195、E190-E2を正式契約 中国初のE2

エンブラエル、天津航空とERJ-195、E190-E2を正式契約 中国初のE2

ニュース画像 1枚目:天津航空 E190-E2 イメージ画像
© EMBRAER SA.
天津航空 E190-E2 イメージ画像

エンブラエルは2015年5月19日、HNAグループ傘下で中国の天津航空とERJ-195を20機、E190-E2を2機、計22機を契約したと発表しました。中国の航空会社が、開発中のE2を購入する契約を締結したのは、これが初めてです。なお、2014年に習近平主席のブラジル訪問にあわせ、エンブラエル機40機の購入が発表されていますが、これはE190-E2の18機分で中国の当局から認可待ちの状態で、改めて発表される予定です。

この契約のうち、ERJ-195は2015年に納入される予定で、E190-E2は2018年に納入されるスケジュールです。エンブラエルはこの発注を2015年第2四半期の受注残に組み込みました。

エンブラエルは、中国は非常に速く航空市場が成長しており、効率的なハブの運用を行うため、小型ナローボディのジェット機により、A320など大型のナローボディ機の運航を補完することができるとしています。天津航空は現在、ERJ-145を22機、ERJ-190を45機、計67機とアジアで最も多いEジェットを保有する航空会社です。

メニューを開く