ロシア軍、択捉島でドローンの運用を開始

ロシア軍、択捉島でドローンの運用を開始

ニュース画像 1枚目:タキオンのオペレーション
© Министерство обороны Российской Федерации
タキオンのオペレーション

ロシア軍は、東部軍管区サハリン州の択捉島で、新しいドローン「タキオン」の訓練を開始したと2015年5月21日に発表しました。

タキオンは熱映像カメラ搭載の小型無人偵察機で、4,000メートル以下の高度で40キロ程度の距離を飛行できる模様です。別の動画を見ると電動モーター推進で、パチンコ式に打ち上げ、パラシュートで回収しています。とくに過酷な環境で使用されることを想定し、マイナス30度からプラス40度まで運用が可能です。東部軍管区には2014年末から配備が始まりました。

択捉島での最初の飛行は、機械化部隊や戦車部隊のための観測任務の訓練を実施し、海岸線の監視飛行も実施しました。ロシア軍ではタキオンを千島列島の継続的な監視活動に使用します。

リリース画像では、国内有名ブランドのノートPCが使われていることがわかります。

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