シンガポール航空、プレミアムエコノミーのサービスを発表 8月から運航

シンガポール航空、プレミアムエコノミーのサービスを発表 8月から運航

ニュース画像 1枚目:プレミアムエコノミーは「ブック・ザ・クック」サービスの利用が可能に
© シンガポール航空
プレミアムエコノミーは「ブック・ザ・クック」サービスの利用が可能に

シンガポール航空は2015年5月21日、8月から導入するプレミアムエコノミークラスのシート、機内サービスをシンガポールで発表しました。

プレミアムエコノミーのシートは、機種により異なるものの座席幅18.5インチから19.5インチ、シートピッチは38インチです。リクライニングは8インチと快適さを確保したほか、ノイズキャンセリング搭載のヘッドホン、13.3インチのフルハイビジョンモニターを備えます。また、各シートにはレッグレスト、フットレスト付きのフルレザーで、電源、2基のUSBポート、読書灯、カクテルテーブル、収納スペースを備えています。

また、食事や飲み物のバラエティーも幅広く、事前にメインコースを選択できる「ブック・ザ・クック」サービスも利用できます。機内食は、3種類のメインメニューから選択、または「ブック・ザ・クック」サービスで選択できます。これはシーフード・テルミドール、チキンのガーリッククリームソース、ビーフブリスケットのローズマリー焼き、ローストチキンライス、豚ひき肉とピータン入りお粥、スパイシーなチキンナシブリヤニ、ナシレマとフライドチキン、メイプルシロップ添えパンケーキとスクランブルエッグ、などが用意されています。

シャンパンは「エルネス・ラペノー・ブリュット・プレステージ」を備えており、プレミアムエコノミーではフライト中、いつでも楽しむことができます。

新しいプレミアムエコノミーは、A380の19機、777-300ERの19機、新たに導入するA350の20機に順次、導入する計画です。このシートを装備した機材は2015年8月9日のシンガポール/シドニー線で、その後、東京、北京、上海、香港、デリー、ムンバイ、フランクフルト、ロンドン、チューリッヒ、ニューヨークなどの路線に拡大される予定です。

なお、優先チェックイン、優先手荷物取扱い、受託手荷物許容量は35キログラムです。シンガポール航空は新たなプレミアムエコノミーの開発に、2年、約8,000万米ドルを投資しており、同社の顧客からの要望を取り入れ、さらにその期待以上の仕上がりになっているとしています。

■シンガポール航空プレミアムエコノミー
シートピッチ:38 インチ
シート幅:18.5〜19.5 インチ
リクライニング:8インチ
シート配列:2-4-2
シートメーカー:A350 Zodiac Seats US、A380と777-300ER ZIM Flugsitz GmbH
機内エンターテインメント:13.3インチ タッチパネル式HDモニター
受託手荷物許容重量:35kg
KrisFlyer マイルの積算率:110%

期日: 2015/08/09から
メニューを開く