スカイマークの再建計画、イントレピッドに続きエアバスも不満か

スカイマークの再建計画、イントレピッドに続きエアバスも不満か

ニュース画像 1枚目:A330-300は日本の航空会社で初めて導入された
© AIRBUS S.A.S.
A330-300は日本の航空会社で初めて導入された

スカイマークの経営再建問題で、航空機リース会社のイントレピッド・アヴィエーションに続き、エアバスもその再建計画に難色を示している模様です。日本経済新聞が5月27日付朝刊で伝えました。同紙はエアバス、イントレピッドとも、A380、A330を使用しない計画について、不満を現していると伝えています。

A330-300はスカイマークが日本の航空会社で初めて導入する機種となったほか、A380も順調に導入に進めば日本の航空会社では初めて機種となる見込みでした。このため、エアバス側は日本市場という新たなマーケットの開拓につながる可能性がありましたが、再建計画は737を中心として早期再生を目指す方向性のため、その再建過程で使用する機種選定に対する不満と見られます。

イントレピッドはスカイマークとのリース契約の解除、さらにA330を引き上げると同時に同社ホームページ上で顧客リストから外しています。また、エアバスも「Orders & Deliveries」のリストからスカイマークの発注分は外しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く