カタール航空、イタリア路線を増強 世界に展開する路線で重要な地域

カタール航空、イタリア路線を増強 世界に展開する路線で重要な地域

カタール航空のアクバール・アル=バーキルCEOは2015年5月31日、イタリア経済開発大臣と、イタリア企業も参画するドーハでのインフラプロジェクトなどを議題に、会談しました。その後の記者会見では、カタール航空が今後、イタリア路線を活用した送客、両国の関係強化を進めていくことが表明されました。

カタール航空は、2015年6月からイタリア路線の供給増を発表しています。ドーハ発着のローマ、ミラノ線はワイドボディでの運航で供給座席数が30%増加、ヴェネツィア線はA330の導入で座席数70%増となります。ローマ線は1日2往復便で、787とA330で1便ずつを運航、ミラノ線はA330で1日2往復便、ヴェネツィア線はA330でデイリー運航となります。

カタール航空は、イタリア路線は同社が展開する世界各地のネットワークの中でもその中心にあることから、同社の地政学上、重要な場所にあり、便数や座席数の増加は非常な施策だと説明しています。

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