アメリカ空軍ANGからC-5Aギャラクシーが退役

アメリカ空軍ANGからC-5Aギャラクシーが退役

2015年5月20日、アメリカ・ウエストバージニア州空軍(ANG)第167空輸航空団(167AW)から、C-5Aギャラクシー「69-0009」が退役しました。これでアメリカのANGに配備されたC-5Aは全機退役したことになります。

167AWは、1962年からC-121スーパーコンステレーション、C-130A/B/E/Hハーキュリーズ、C-5Aと52年間にわたりロッキード製の輸送機を運用してきました。後継機はボーイング(旧マクダネル・ダグラス)製のC-17AグローブマスターIIIになります。

C-5A「69-0009」は、マサチューセッツ州ウエストオーバー空軍予備基地(ARB)の第337空輸飛行隊(337AS)のクルーによって、アリゾナ州デビスモンサン空軍基地(AFB)のボーンヤードへ空輸されました。

アメリカ空軍は、C-5A/B/Cのエンジンを換装するなどしたC-5Mへのアップデートを進めていますが、飛行時間の多い機体や状態の悪い機体はボーンヤード行きのようです。

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