ダッソー、ファルコン5Xをロールアウト

ダッソー、ファルコン5Xをロールアウト

ニュース画像 1枚目:ファルコン 5X ロールアウト式典
© Dassault Aviation
ファルコン 5X ロールアウト式典

フランスのダッソー・アビエーションは2015年6月2日、同社のボルドー・メリニャック工場でファルコン5Xをロールアウトしました。2013年にラスベガスで開催されたNBAAでローンチし、開発プログラムの大きなマイルストーンを迎えました。

ロールアウトには、顧客、サプライヤー、フランス航空当局から約400名の招待客が集まり、最終組立工場で公開されました。

ファルコン5Xは、航続距離5,200海里、9,630キロメートルで、世界各地の主要都市間を結ぶことができます。この機体には、ラファール戦闘機で開発したデジタル飛行制御を改良して搭載したほか、ヘッド・アップ・ディスプレイを含むデジタル・コクピット、従来より15%以上燃費効率の高いスネクマの新型エンジンなどを、多くの最新技術が積み込まれています。

このファルコン5X初号機は2014年秋から地上試験を開始しており、すでに2機目も地上試験に加わっています。同時に静強度試験も進められています。初飛行は2015年夏の後半が予定されており、2013年の開発発表時に明らかにしていた2015年第1四半期からは遅れているものの、順調に開発が進められています。

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