ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、イージージェットは2015年6月4日、ミラノ・マルペンサ空港で同社の機材のうち1機が、ドローンで機体インスペクションを正常に実施、完了したと発表しました。
イージージェットでは、事前にプログラムされたドローンの利用で、避雷などにより路線投入を取りやめた機材の検査作業などが効率化し、運航ライン外の時間を減らすことが出来るとしています。
イージージェットはブリストル・ロボティクス研究室とプログラムを組み、2015年にもドローンを利用した機体の外装インスペクション、検査を行うとしていました。ドローンの利用により、通常は1日以上を費やす点検を数時間で行うことができるようになります。
このほか、3D印刷技術を活用し、保管する航空機の部品を減らす取り組みも進めます。まずは、シートの交換用アームレストで取り組む計画です。