台湾空軍は「抗日戦争勝利70周年」記念塗装のF-16Bと経国戦闘機(IDF)を、2015年6月8日にメディアに公開しました。
記念塗装機は、アメリカが中華民国を助けるために送った義勇軍(AVG)「フライングタイガース」のシャークマウス(鮫口)と、飛び跳ねる虎のマークを再現したもので、F-16Bには日本機を16機撃墜したとされるロバート・ニール氏の搭乗機を模して、16個の撃墜マークが機首に描かれています。
6月9日付の産経ニュースでは、この撃墜マークが日章旗であることから「日本側関係者」が、日台関係への配慮が欠けると不快感を示していると報じています。
撃墜マークは戦意高揚のため前線の部隊で描かれたりするもので、「敵国」の国旗などが使用されます。今では友好国ですが、かつて日本と台湾(中華民国)は戦争をしていました。