日本エアコミューター、ATR 42-600を8機確定発注 ATRの1,500機目

日本エアコミューター、ATR 42-600を8機確定発注 ATRの1,500機目

ニュース画像 1枚目:日本エアコミューター塗装のATR 42-600
© ATR
日本エアコミューター塗装のATR 42-600

日本エアコミューター(JAC)は2015年6月15日、パリ・エアショーでATR 42-600を8機確定、オプション1機、購入権14機を契約しました。ATRの日本でのローンチカスタマーは天草エアラインとなる予定ですが、購入契約はこれが初めてとなります。契約額は49,600万ドル相当となります。初号機の引き渡しは2017年を予定しています。ATRはこの契約で1,500機超となり、同社の大きなマイルストーンとなりました。

JACへ引き渡しされるATR 42-600は2017年に初号機が納入されて以降、3年間で8機が納入されます。日本エアコミューターは DHC-8-400とサーブ340Bをそれぞれ11機ずつ保有しており、このうちサーブ340Bを更新します。

日本エアコミューターはこの機材で種子島、屋久島、奄美群島など、鹿児島の離島をはじめ西日本の各地を結ぶ路線に投入します。ATRでも今回の契約を受け、ターボプロップ機で日本の地方路線で展開することに期待を示しています。

ATR 42-600ターボプロップ機はコクピットにA380と同様にグラスコックピットによる最新の航法機器を装備し、特に手荷物収納スペースが大きくなっていることが特徴です。また、ARMONIAデザインでシカゴ・アテネウムのグッドデザイン賞を受賞しています。

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