アエロフロート、2007年に発注した787-8の22機分をキャンセルへ

アエロフロート、2007年に発注した787-8の22機分をキャンセルへ

アエロフロート・ロシア航空は同社が発注済みの787を22機分、キャンセルする意向です。Flightglobalがパリ・エアショー会場でアエロフロート幹部談として伝えました。

記事によると、モスクワ・シェレメチェボ空港のキャパシティ、同社保有機材の最適化を検討し、その上での決定だと伝えています。アエロフロートは2007年9月に787-8を22機発注しています。

記事では、さらに今後、アエロフロートが発注のキャンセルに向けて関係者と協議を進めていくとも伝えています。

なお、アエロフロートのボーイング機材は現在、777-300ERが13機、737-800が9機となっています。同社が保有する機材は、A320ファミリーが96機、A330が22機、SSJ-100が19機で、ボーイング機は同社保有の13.8%に留まっています。

ボーイングの発注&デリバリーリストには2015年6月現在、22機の発注分は掲載されたままとなっています。

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