2015年6月15日から開催されている「パリ・エアショー」で、台湾のテレビクルーが初展示されたパキスタンのJF-17(FC-1)を取材しようとして、中国人係員に阻止される一幕がありました。
JF-17は中国とパキスタンが共同開発した単発の戦闘機で、低価格を武器に第3世界への輸出を目指してパキスタン空軍機がパリ・エアショーに展示されました。
台湾の中天新聞テレビクルーが、パキスタン空軍高官の了解のもと柵内で撮影を開始しようとしたところ、中国人係員が割って入り柵外へ出されてしまいました。中国としては台湾に同国の航空技術が知れるのを嫌がったようです。