ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ライアンエアはイギリスのエアポート・コミッションがロンドン・ヒースロー空港に3本目の滑走路を設けることを提案したことについて、「これだけで空港容量の危機が解決するわけではない」との見解を示しました。
ライアンエアはヒースロー空港の3本目の滑走路建設には賛成であるものの、同様にガトウィック空港、スタンステッド空港にも3本目の滑走路を設けないと、容量を拡大し、効率性を改善することは出来ないとしています。ちなみにライアンエアは今後100年間の時間軸で検討しているとしています。
また、ガトウィックとスタンステッド空港に滑走路を新たに設ける場合、ヒースロー空港に第3滑走路を設けるより、早期に実現できる事実も変わらないともコメントしています。ライアンエアは同社が拠点を展開するガトウィック、スタンステッド空港での拡大を目指しているとみられます。