大阪国際(伊丹)空港は、2015年6月23日、運営会社である新関西国際空港が未利用地の有効活用に先立ち、自主的に土壌汚染状況調査、土壌汚染詳細調査を行っている過程で、一部地点で汚染基準を超過していることが判明したと発表しました。
土壌汚染の基準超過が判明したのは全調査区画91区画のうち17区画で、ヒ素とヒ素化合物が最大で0.005mg/L、フッ素とフッ素化合物が最大で0.3mg/L、土壌溶出量の基準超過がありました。なお、土壌含有量の基準超過はありませんでした。また、地下水調査においてもヒ素とヒ素化合物、フッ素とフッ素化合物の基準超過がありました。
伊丹空港では、今回の調査結果を土壌汚染対策法の規定に則り、大阪府豊中市への区域指定の申請を行い、豊中市の指導に対応していくとしています。