エアバス・ヘリコプターズは、2015年6月13日にフランス・マリニャーヌで初飛行したH160中型双発ヘリコプターが、6月17日に2回目の飛行を行い、早くも130ノット、時速約241キロで飛行したと発表しました。
初飛行では、約40分間にわたりグランド・エフェクトの範囲内で機体の挙動をチェックするなどし、2回目の飛行からは順次フライトエンベロープを広げていきます。
H160プログラムの責任者Bernard Fujarski氏は「計画は予定どおり順調に進んでいる。開発チームの努力が実りマーケットに先進のヘリコプターを届ける日を楽しみにしている」と話しています。
エアバス・ヘリでは2018年の運用開始に向けて、3機の試作機を投入しての飛行試験キャンペーンを開始します。今夏には初号機による高温試験などが行われ、2号機も6月12日に初めて電源が投入されました。