キャセイパシフィック航空向けのA350、初号機の最終組立が進む

キャセイパシフィック航空向けのA350、初号機の最終組立が進む

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィック航空向け A350 FALでの様子
© AIRBUS S.A.S.
キャセイパシフィック航空向け A350 FALでの様子

エアバスは2015年7月6日、トゥールーズの最終組立ライン(FAL)でキャセイパシフィック航空向けのA350-900初号機の組立が順調に進んでいると発表しました。胴体の接合に続き、主翼、水平尾翼、垂直尾翼、テールコーンが接合され、その後は構造部の完成作業を行い、地上テストと客室装備の作業が行われます。この初号機は製造番号「029」です。

このデリバリーは2016年初頭の予定で、キャセイパシフィック航空には48機が今後、納入される予定です。内訳はA350-900が22機、A350-1000が26機で、いずれも中、長距離路線に投入されます。

A350はローンチカスタマーのカタール航空、アジア初のベトナム航空に続き、フィンエアー向け初号機が8月から9月に納入されるほか、TAM航空、シンガポール航空向けがFALで製造作業が行われています。

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