ライアンエア、エア・リンガス株をIAGに売却へ IAG提案を受け入れ

ライアンエア、エア・リンガス株をIAGに売却へ IAG提案を受け入れ

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ライアンエアは2015年7月10日、エア・リンガス・グループの保有株29.8パーセントについて、IAGの提案を受け入れることを取締役会で全会一致で可決したと発表しました。ライアンエアのエア・リンガス保有株は、2012年5月から売却可能となっており、IAG提案はライアンエアの株主価値を最大化するとしています。

ライアンエアのマイケル・オライリーCEOは「IAGのオファーは、現在の市場で最も合理的なもので、これを受け入れる計画です。これにより、ライアンエアは過去9年間にわたるエア・リンガスへの投資はわずかながらも利益を上げることができる」とコメントしています。

また、ライアンエアはエア・リンガスへの投資を始めた2006年は、エア・リンガスの4倍の旅客数でしたが、現在では10倍の旅客数を輸送しており、これからもライアンエアがアイルランドの交通、観光の成長に大きな役割を果たすことに変わりないとしています。

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