関空、7月22日に海上事故を想定した訓練 海保や大阪市消防ヘリなど参加

関空、7月22日に海上事故を想定した訓練 海保や大阪市消防ヘリなど参加

関西国際空港で2015年7月22日(水)、航空機海上事故対策訓練が実施されます。訓練は空港周辺の海上で航空機事故が発生した場合を想定し、関係機関と協力し乗員、乗客の救助、負傷者の救護、病院への搬送訓練を行うものです。

会場は、関西国際空港連絡橋の北東付近と泉佐野港で、海上、陸上の2会場です。訓練シナリオは、海面の漂流者9名を救助、事故機と想定した巡視船「とさ」を使用した消防艇から放水による消火訓練、海上保安庁ヘリコプター1機を使い、映像による現場海域状況の掌握、船艇への指揮などを行います。

このほか、海上では脱出用シューターの避難者15名に対する船艇救助、大阪市消防局ヘリコプターによる現場海域の上空監視と現地調整本部へのヘリテレ映像の伝送、陸上では現地調整本部の設置、運用訓練などを行います。

訓練には船艇13隻、海上保安庁と大阪市消防局のヘリコプター2機、車両8台を使用します。参加機関は第五管区海上保安本部、関西空港海上保安航空基地、神戸海上保安部、大阪府警察本部、大阪水上警察署、関西空港警察署、大阪市消防局、堺市消防局、日本航空(JAL)などです。

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