アメリカ海兵隊航空部隊副司令官のジョンM.デイビス中将は、2017年1月にF-35BライトニングII 10機を山口県の海兵航空基地(MCAS)岩国に展開させると発言しました。USNI Newsが2015年7月16日に報じています。
デイビス中将は「アリゾナ州のMCASユマから第121海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-121)を岩国に展開させる。VMFA-121は16機のF-35Bを装備しているが岩国に持っていくのは10機で、強襲揚陸艦に搭載するときは6機になる」と話しています。
また、元ハリアーパイロットでもあるデイビス中将は、最新のアメリカ級強襲揚陸艦だったらF-35B 16機とタンカー仕様のMV-22オスプレイを運用できるとし、第5世代戦闘機の大きな能力がもたらされるだろうとも話しています。
海兵隊は強襲揚陸艦のF-35B 6機で、これまでのF/A-18やAV-8B、EA-6Bの3機種よりはるかに大きな攻撃能力や偵察能力、通信能力を手にすると大きな期待をしているようです。