フランスのダッソーは、2015年7月20日、エジプト空軍へ最初のラーファール 3機を納入する式典を、イストルのフライトテストセンターで開催しました。式典にはフランス駐在のEhab Badawyエジプト大使やダッソーのEric Trappier会長兼CEOらが出席しました。
エジプトは2015年2月に、ラファールの複座型16機と単座型8機の計24機の導入を決めたばかりで、わずか5カ月のスピード納入となりました。同時にエジプト空軍パイロットの訓練もフランス空軍で実施され、式典後にエジプト空軍パイロットが3機をカイロへ空輸する予定です。
エジプトはラファール初めての海外ユーザーで、これまでもミラージュ5やミラージュ2000、アルファジェットを採用しています。ラファールは2015年になってからエジプトのほか、インドが36機、カタールが24機と相次いで発注を決めています。