デルタ航空と中国東方航空は2015年7月27日、戦略的提携関係を拡大し、両社のネットワーク間の乗り継ぎの利便性を高めること、またデルタ航空が4億5,000万米ドルを出資し、中国東方航空の株式の3.55％を取得することに合意したと発表しました。
デルタ航空の最高経営責任者、リチャード・アンダーソン氏は、中国は現在、米国人の旅行需要第2位の渡航先であり、今回の株式取得は、中国東方航空と将来的に提携関係を成功させるのための投資だとコメントしています。
中国東方航空と同社の子会社である上海航空、およびデルタ航空は、現在、米国内線の30路線、中国の国内線の43路線、また米国と中国を結ぶ太平洋横断路線7路線でコードシェアを実施しているほか、中国東方航空は上海とロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ホノルルを週35便で結び、デルタ航空は今夏、上海線の週28便の運航に加え、シアトル・デトロイト発着の北京線、シアトル/香港線を運航しています。
両社は今後も関係を強化し、米中間路線において、相互のネットワークへのアクセスの改善と顧客エクスペリエンスの向上を通じて互いをサポートしていくとしています。