2015年7月24日、NATOバルティック・エア・ポリーシング(BAP)ミッションに就いているイギリス空軍(RAF)のタイフーン戦闘機編隊が、1回の緊急発進で10機のロシア機をインターセプトしました。
RAF第6戦闘飛行隊(No.6 Sqn.)のタイフーンは、バルト3国近くの国際空域に複数の編隊を発見したNATOエア・ディフェンスの指示により緊急発進しました。
タイフーン編隊は、ロシアのスホーイSu-34フルバック戦闘機4機、ミグMiG-31戦闘機4機、アントノフAn-26カール輸送機を確認し、遠ざかるまで監視を続けました。イギリスのマイケル・ファロン国防相は「NATOの集団的自衛にイギリスは深く関わっている。同盟国とともにNATO空域を守る決意を示すことができた」と話しています。