天草エアラインのJA01AM、8月21日に熊本着 6日間で約15,000キロ

天草エアラインのJA01AM、8月21日に熊本着 6日間で約15,000キロ

ニュース画像 1枚目:フランスから熊本までフェリーフライトは約15,000キロ
© ATR
フランスから熊本までフェリーフライトは約15,000キロ

天草エアラインは、日本で初めてとなるATR 42-600、機体記号(レジ)「JA01AM」を2015年8月13日に受領、そのフェリー便の経路、スケジュールを発表しました。トゥールーズからパフォス(キプロス)を経由し、バーレーン(バーレーン)とマスカット(オマーン)の中東、モルディブのマレを経由し、コロンボ(スリランカ)、バンコク、台北とフライトし、8月21日に熊本へ到着する予定です。

直近では、トランスアジア航空がATR 72-600を受領し、そのフェリーフライトはトゥールーズからパフォス、ドバイ・アール・マクトゥーム、バンコク・ドンムアン、台北・松山空港と経由してフェリーされている便と比べ、やや遠回りで、インド洋を横断する航路をとります。

予定している航路で、最も長い距離をフライトするのは、直線距離でトゥールーズからパフォス(キプロス)間で2,845キロ、最も短い距離はマレ発コロンボ着の778キロです。最終レグの台北から熊本間は1,271キロメートルです。ちなみに、天草エアラインの定期便路線で最も長い伊丹/熊本間が476キロのため、フェリーフライトは「JA01AM」にとってその生涯で最も長い区間のフライトを記録する可能性もあります。なお、フェリーフライトでバンコクはドンムアン、台北は台湾国際空港を経由する場合、全行程は15,269キロ、9,488海里です。

フェリーフライトはパイロット2名、整備士1名はATRから派遣されたスタッフが搭乗し、ほか5名は天草エアラインの社員が搭乗し、熊本へやってきます。

なお、訓練は8月26日から、開始される予定です。

■天草エアライン JA01AM フェリーフライトスケジュールと区間距離
8月16日 トゥールーズ 9:00 / パフォス 15:30 (2,845km)
8月17日 パフォス 8:00 / バーレーン 13:45 (1,973km)
8月17日 バーレーン 14:30 / マスカット 17:40 (828km)
8月18日 マスカット 8:00 / マレ 15:00 (2,700km)
8月19日 マレ 8:00 / コロンボ 10:25 (778km)
8月19日 コロンボ 11:30 / バンコク 18:25 (2,385km)
8月20日 バンコク 8:00 / 台北 15:45 (2,488km)
8月21日 台北 9:00 / 阿蘇くまもと 12:00 (1,271km)

※本文中の一部地名に誤りがありました。修正し、再度、公開しています。お読みいただきました皆様にはご迷惑をおかけ致しました。

期日: 2015/08/21まで
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