アエロフロート、IL-96が完全退役

アエロフロート、IL-96が完全退役

アエロフロート・ロシア航空は2015年8月18日、7月の運航状況と決算を発表し、あわせて保有機材についてアップデートしました。この中で、イリューシンIL-96の5機がすべて退役したと発表しました。

機体記号(レジ)では、RA-96005、RA-96007、RA-96015、RA-96011で、このうちRA-96011は2015年3月にアエロフロートで退役、キューバのクバーナ航空に引き渡しされています。

IL-96は現在、ロシア航空が運航ラインに8機、保管2機、計10機で最大の運航会社となっています。ロシア以外ではキューバのクバーナ航空がRA-96011を含め5機となっています。

なお、アエロフロートは7月までに737-800を5機、SSJ-100を4機、777-300ERを3機導入しています。これにより、同社保有機の純増は7機です。

また、アエロフロート・グループでは737-800を9機、A319を1機、SSJ-100を4機、777-300ERを3機を導入、退役は737-800を9機、A320を1機、IL-96の5機です。グループ全体ではAn-24の1機、ヘリコプターを除き259機となっています。

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