航空自衛隊、ブルーインパルスT-4導入20周年の記念ポスターを公開

航空自衛隊、ブルーインパルスT-4導入20周年の記念ポスターを公開

ニュース画像 1枚目:ブルーインパルス T-4 20周年記念ポスター
© 航空自衛隊
ブルーインパルス T-4 20周年記念ポスター

航空自衛隊は第4航空団飛行群第11飛行隊「ブルーインパルス」のT-4導入20周年の記念ポスターを公開しました。

ブルーインパルスがT-4で公式に展示飛行を行ったのは、1996年4月5日の防衛大学校入学式ですが、その前年の1995年7月に松島基地航空祭で、当時のブルーインパルスのT-2との競演を果たし、アクロバット飛行部隊を引き継ぎました。

T-4では、長野で開催された第18回オリンピック冬季大会、2002年のFIFAワールドカップ開会式で展示飛行するなど、世界が注目される中で演目を披露するなど華々しい舞台も積み重ねています。また、2004年には航空自衛隊50周年を記念し、現在ではブルーインパルスの代名詞の1つでもある新課目「サクラ」を開発しました。

ただし、2011年3月11日の東日本大震災では偶然、九州新幹線の開通を祝う展示飛行のため移動していましたが、訓練基地を松島基地から展開していた芦屋基地を移転先として訓練を行うなど、その華々しさの中にも苦難を抱える時代もありました。

ポスターは、こうした歴史を踏まえ、「未来への翼〜更なる高みへの挑戦」として6機の編隊飛行と、スモークを引き垂直上昇する様子の2枚が用意されています。

なお、2015年は、9月13日の三沢以降、9月21日の小松基地、9月26日の和歌山国体、10月18日の観艦式、10月25日の築城基地 、11月3日の入間基地、11月8日の浜松基地、11月15日にスーパーGT茂木、11月22日に芦屋基地、12月6日の新田原基地、12月13日に那覇基地、12月20日に土佐清水分屯基地と展示飛行する予定です。

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