2014年度の国内空港トラブルは92件、重大インシデント1件 事故は無し

2014年度の国内空港トラブルは92件、重大インシデント1件 事故は無し

国土交通省航空局は、2015年8月18日(火)付けで「第2回空港安全情報分析委員会」の開催概要を発表しました。2014年度の空港の安全に関わる情報が取りまとめられた報告で、空港の設置管理者が管理する施設、運用に起因して発生した事象が対象となります。

このうち、航空法第111条の4の規定に基づく航空事故は0件で、2014年度の発生はありませんでした。重大インシデントは、8月12日に壱岐空港の滑走路上でバードストライク後の清掃作業中、ロビンソン式R44 Ⅱ、機体記号(レジ)「JA344T」が当該滑走路に着陸した事象の1件でした。

このほか、グランドハンドリング中のトラブルなど、空港別の安全上のトラブル件数を含め92件の報告がありました。各空港の件数は以下のとおりです。

■空港別の安全上のトラブル件数 合計:92件
羽田空港:25件
関西国際空港:11件
成田空港:9件
伊丹空港:8件
中部国際空港:5件
新千歳空港:4件
那覇空港:4件
富山空港:4件
八尾空港:2件
福島空港:2件
小松空港:2件
三沢空港:2件
函館空港:1件
宮崎空港:1件
熊本空港:1件
神戸空港:1件
新潟空港:1件
福岡空港;1件
静岡空港:1件
松山空港:1件
調布飛行場:1件
高知空港:1件
紋別空港:1件
八丈島空港:1件
小牧空港;1件

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